こんにちは、こにぼんです。
さむいですねーーー冬は。これを書いている季節は冬。12月です。
紅葉の季節もおわり、冬本番って感じですね。盆栽はというと、紅葉がおわり、冬支度のころです。寒い地方ですと、盆栽をムロに移動したりしてるかと思います。
そのなかで、今回は欅の冬支度について書いてみます。
欅の冬支度
けやきは落葉樹です。つまり、秋には紅葉し、冬には葉っぱがなくなる樹種です。
けやきの見どころは、緑の葉が生い茂っている夏、紅葉がみれる秋、そして葉が落ちた後の枝ぶりが見れる冬があります。また、欅の一番オーソドックスで人気のある樹形は、箒(ほうき)づくりです。根本から上にむかって、Yの字に二股、二股と上に上にひろがっていく樹形です。
剪定
夏の間には、この枝づくりとして、葉刈りは欠かせません。春頃から葉生い茂るたびに数度葉刈りを繰り返すことで、枝が増えていきます。一方で、夏場などは、葉が生い茂りすぎて、枝ぶりを見落とす場合があります。
そこで、冬にも落葉直後ぐらいに一度樹形を確認した際に、軽く剪定することをおすすめします。
樹形づくりのために
また、枝づくりによって、伸びた枝ですが、そうやすやすと箒形状にはなってくれません。
伸びた枝は扇状にはならず、だらっとよこに伸びたりすることが多いです。そうすると、冬樹になったときの立ち姿もあまりかっこよくありません・・・・・
そこで、実施するのが結束法です。
結束法とは何かというと、字のごとく、枝を結束する方法です。
盆栽の枝の強制方法といえば、針金掛けがありますが、欅のように細かい枝がたくさんある樹種では、針金かけはとっても手間です。
もちろん展示会に出展するような欅などは、丹精こめて、一本一本針金をかけるのがよいかと思います。
ですが、私のようにめんどくさがりの人にとっては、針金をかけ始めたころはよいでですが、だんだん作業に飽きてきてしますんですよねーー。。。
そこでおすすめなのが結束法です。
結束法はどうやってするの?
結束法はいたって単純です。
ぐるぐる巻きにするだけです!!!!
冬場の間は、木の動きが止まりますので、以下の手順にそってやってみましょう!
①紅葉後に葉をすべて取る
③葉のない寒樹を楽しみ、下向きの不必要な枝を選定。
②紐や針金で、枝をしたから上のほうに束ねて、ぐるぐる巻きにする
以上です!!
とっても簡単ですね。
冬場の木の動きのない間に、上向きの強制しておくことで、春以降に上向きのY字枝が完成し、箒っぽくなるわけですねー。
ちなみに、中に太い針金をいれて一緒に撒けば、まっすぐに強制することも可能です
まとめ
欅の箒づくりには、強制は欠かせません。とても簡単な方法として結束法をおすすめします。やり方は、ひもで枝をぐるぐる巻きににするだけのとっても簡単な方法です。
簡単に、かっこよい木になりますよ!!
あ~ひもをほどくときが楽しみです。
では!
追伸。ついでにクリスマスツリーも作りました!!
モミの木ではなく、杜松ですけどね。(笑)