盆栽ライフ

もみじを増やすために種をとるにはどうしたらいい?どうやってうえたらいい?

こんにちは、こにぼんです。

今回はもみじについて書きます。

実は私の紅葉狩りは2回です。

2回目はみなさんと同じく、紅葉を見に行くのが目的です。

1回目はじつは、種をとりにいくんです。

松ぼっくりもそうですが、もみじも紅葉がすすむちょっと前ぐらいから
とることができます。多少青いぐらいが良いです。

今回取りにいったのは紅葉がはじまっていましたので、種は茶色でした。もみじの種は、羽がついています(ちなみに松も)。

きっと昔のもみじが、もっと種の保存のために、自分のところより、もっと離れたところで子孫を残したい!となったのでしょうね。

種が木から落ちるときは、ヘリコプターの原理にように羽をくるくる回して飛んでいくそうです。

さて、今回は、木になっている状態からまずは採取します。

現在は11月で、すぐに撒いてもよいですが、冬越しで保護してあげないといけないので、私はいつも2月末ごろに撒くようにしています。

種の保存方法ですが、まずは羽をとります。手でぶちっと取れます。

その後ジップロックにいれて、冷蔵庫に保存するだけです。種の状態で冬を体感させた上で、春の温かさを感じさせるのがポイントです。この寒暖差に気づき、芽出しの準備をする仕組みです。

今回はイロハモミジから採取しましたが、基本的にどのもみじも同じかと思います。もみじは挿し木でも増やすことができますが、種から育てる実生もなかなか楽しいです。

撒く場合は、赤玉土を使います(厳密でなくてもOK)。種は冷蔵庫からとりだし、一晩水につけてください。

沈んだ種のほうが発芽率はよいです。

種は赤玉土の上にパラパラ撒いて、うすく10mmほど土をかぶせて、毎日水をやるだけです。また、日陰においておくのがポイントです。目は1週間~1か月で出ますが、芽が出たあとも数か月は日陰でそだてるほうが、日焼けしなくていいです。

1年たてば、5cmぐらいに伸びますので、ミニミニの鉢にいれて楽しむことができます。

みなさも是非一度トライしてみてください。