こんにちは!
いてもたってもいられず、必殺技を繰り出しておきました。
その名も、すーーーはーーーすーーーはーーーはーーーはーーーはーーー!!!!
慈苦切り!!いや、軸切り!!!!シャキーーン!!!!
ちゃんとやる前に呼吸も整えましたよー!!
(いや、ワ〇ピース、〇ロちゃうやん)
そして挿し芽!!!!!
と前置きはさておき、今年植えた実生の黒松ですが、
気分が変わり軸切りをしたくなったので、実施してみましたでその様子をお伝えします。
(軸切りは自己責任でお願い致します。やり方は様々あります)
以前の記事は以下です。
軸切り挿し芽とは
実生の黒松は、最初はひょろひょろと芽が出てきます。
いや、かわいいですね。この芽もねー。
ミニ盆栽や、小品盆栽をしていると、どうしても小型に盆栽を仕立てたくなります。
その時に、この芽をこのままにしておくと、一の枝がどうしても高くなってしまい、どうしても腰高の樹形になりがちです。
もちろん、腰高のものでも、針金をかけて折りたためば、問題はありません。また、もっと大きな盆栽を目指している方にとっても、あまり気にすることはありません。
しかし、私のように小さいのが好みのひとにとっては、一度はやっておきたい作業になります。
さて、本題の軸切り挿し芽とは、字のごとく、実生の芽を、切って新たに挿すです。
(そのままやないか!!)
はい、そのままです。
しかしながら、黒松は後で腰を低くしようにも、本来黒松は難しいことは割愛しますが、あまり挿し木には向いていませんし、成熟した木はなかなか挿し木は難しく、取り木もできなくはないようですが、困難です。
そこで編み出された必殺技が 軸切り挿し芽なんですね。
単純に、まだまだ幼い芽は成長が著しく、軸を切って挿してもそこから新たなに根がでやすいのです。それを利用し、あらかじめ芽の小さいうちから低く仕上げようという魂胆です。
軸切り挿し芽準備物
準備物は以下
①松の芽
最初の芽がでて、中心に本葉がでており、軸が若干赤紫っぽくなっている時期が適期なようです。
②剃刀、またはよく切れるカッター(新品が好ましい)
軸を切るのに使います。
③根菜類の輪切り
あったほうが良いという噂があります。スパッと軸を切りやすいという説と、根菜類には成長の栄養があるからという説もあります。(諸説あります)
④ポット
挿し芽をいれるポット
⑤赤玉土
細粒が良いと思います。
⑥ルートン
発根剤ですね。
⑦竹箸
土に穴をあけるのにつかいます。
軸切り挿し芽やり方
さて、やっていきましょうか!!
所用時間はそんなにかかりません。
①軸をきる
あらかじめ選定しておいた、芽を切っていきます。目安は葉から15mm(1.5cm)程度で切ります。切る際の道具は新品の切れ味の良いモノを使った方が、菌の付着を防いだり、切り口がつぶれず、きれいに切ることができるのでおすすめです。また、軸は横にスパッときります。よく挿し木なんかに、ななめに切ることがありますが、今回については不要です。
また、切る際には、根菜類の輪切りをまな板にすると良いそうです。(今回はポット裏でしたが・・・・・)
②ルートン溶液に切った芽をつけ置く。
30分ぐらいでよいかと思います。これも気の持ちようかもしれませんが、発根率が高くなるような気がします。
③ポットに赤玉土をいれ、水をかけておく。
空のポットに赤玉土を入れて、たっぷりと水をかけてあげておいてください。その際、ポット下から出る水が透明になるまでたっぷりと水をあげてください。そうしないと、細かい土が中で固まり、目詰まりの原因になってしまいます。
④土に穴をあける
竹箸をつかって、土に穴をあけていきます。
⑤切った芽を挿す
つけ置いておいた芽をポットの穴に深く差します。
葉の根本ぐらいまで埋めてOKと思います。
挿した後は、穴をうめるように、少し土で押さえます。
⑥仕上げの水やり
最後に水をもう一度あげます。こうすることで、土と芽がくっつき、発根しやすくなります
まとめ
黒松の挿し木は簡単です。冒頭いったように、短く軸を切って挿す。それだけです!
なんかエガちゃんの”とって、いれて、だす!!”みたいな言い回しですが、
非常に簡単なので、是非お試しあれ!!
あー、軸が短い1の枝!!!楽しみだなぁ!!!