私のゲーミングノートGALLARIA UL7C-R36。
熱くなります。ハイ。
以前記事化しましたが、ゲーム中は冷却ファンがギャンギャンに回ります。まわってるんですが、まだ熱いです。側面からはあっつい空気がブフォーと暖房機並みにでてきますので、右手マウスが熱くなるぐらいです。
一応そういう仕様なのは理解できるんです。
が、小生一応エンジニア。温度気になります・・・・
耐熱温度
一般に家電は樹脂(プラスチック)、板金、電子部品などで構成されています。家電開発時においては、市場のニーズ、市場の使われ方によって様々な試験がなされます。
特に、環境温度試験は必ずやっていると思います。
目的は2つあります。
1つ目は、高温、低温環境かで目的の動作が可能かどうかです。家電がつかわれる環境は、当たり前ですが、暑い夏だろうが、寒い冬だろうが、ちゃんと取説に書いてある通りに動かなければなりません(もちろん例外もあります)。
なので、使われる環境に合わせての試験が実施されます。
2つ目は耐久性です。
家電にはそれぞれ耐久年数が決められています。設計者はその年数無事に動くことを目標として耐久性設計を行います。耐久性設計では、もちろん耐久年を超えることが重要ですが、耐久性が高すぎても、コスト高になるため、適切な耐久設計が必要になります。
しかし、例えば10年耐久性があります!という製品を開発時に試験するために、10年間実際につかってみるというのは現実的ではありません。1日数分動かす家電であれば、耐久試験として24時間使えば、かなりの加速試験ができます。
ですが、24時間動かす家電であればそもそも加速できません。そこで登場するのが温度です。材料特性にもよりますが、一般に高温になれば、部品は劣化しやすくなります。よく言われるのが10℃2倍則です。例えば、通常25℃で動かす製品を35℃で使い続ければ寿命は半分になる。逆に加速試験をしたければ、10℃温度あげて試験をすれば、半分の時間で耐久試験ができるということです。
熱対策
すいません。前置きが長くなりましたが、簡単に言うと“熱いと早く壊れる”です。
きっとメーカーさんはそれらを加味して試験をして合格しているので、筐体があつくなっても大丈夫でしょう。
ただ、熱をさげてあげればその分、筐体にとっては楽になるはずですので、今回熱対策を考えました。
考え方はシンプル。
1.追加で風を当てて、温度をさげる。
筐体に風を当てれば、当然筐体から熱が奪われ、筐体温度は下がります。
2.熱の逃げ場をつくる
PC底面は若干デスクよりも浮いてますが、熱はこもりやすいです。
これらの課題を解決するのが、ノートPC用土台です。
ノートPC用土台
今回購入したのは、下記です。
土台にファンがついてますので、追加の冷却にもってこいです。さらに、土台を傾けることができ、底面の隙間をあけることができます。
電源はUSB.ダイヤルで風量を無段階で調整可能です。ついでに、青色にひかります・・・
効果
実際に、ゲームをゴリゴリにしてみました。
いつもなら、熱くなってるところが・・・・・・・・・・・・・・・・・
いつもより俄然熱くない!!!
すごい、すごいぞ、冷却効果。これなら、高熱保護も働かないだろう。
気になったところとしては、静音とかいてあったが、静音ではない。うるさくはないけどね。
今回冷却ファンをつけてみましたが、効果ありです。CPUも安定して動くことでしょう
ただし、これ、自己満足です。
きっとメーカーさんも熱いけど、耐久は持つように設計してるはずですので、あしからず。
では!